同朋高校ラグビー部 ‐Doho h.s.rugby team‐

 本日2月17日(日)、3年生10名の卒業を祝う会が
名古屋ガーデンパレスで盛大に行われました。
大野部長の話から挨拶から始まり、父母主催の心温まるスライドショーや、
笑いあり涙あり内容になりました。
特に印象に残っているのは卒業生一人ひとりの送別の言葉です。
3年間を振り返りながら話をする場面に心を打たれました。
 また、今年は一人ひとりに話をしたので、伝えきれてない話をこの場を借りてお話します。
 新チームに成り立ての頃から勝ち気の強いメンバーが多く、
3年生キャプテン雲谷を中心にまとまったチームになりました。
支部でもライバル校、昭和に負ける事なく引き分け抽選で県大会へ。
夏合宿はキャプテン、バイスキャプテンともケガのため、チームは我慢を強いられました。
そして向かえた花園予選。決してベストコンディションではありませんでしたが、
彼等を信じていました。しかし、力の限りをぶつけ死力を尽くしましたが
瀬戸西に軍配が上がり雲谷組が幕を降ろしました。
当時を振り返ると私自身も敗戦を受け止められず、その晩は一睡も出来ませんでした。
同時に私も悔しかったですが、負けた3年生は私以上に悔しかったのではないかと思います。
また現実を受け止められず、気持ちの切り替え持ち方が大変難しかったと推測できます。
そんな彼等を負けたから努力を、全てを否定されるべきなのか。決してそうではありません。
そこに至るまでの3年間積み重ねてきたプロセスがとても大切ではないでしょうか。
3年生は来る日も来る日も毎日、目標に向かい可能性のある限り惜しげもなく努力した。
そう考えるとこの3年間の努力を大きく評価したいと考えます。
高校のスポーツは、プロ集団ではなく教育の中に指導がある。
物事を諦めず続けた事に本当の価値がある。そんな君たちを誇り思うし
君たちと過ごした3年間は財産であり、私の宝です。
同朋高校ラグビー部で培った信念と誇りを胸に次のステージで頑張って下さい。
各方面でのご活躍を期待しています。
また、卒業生父母の皆様におきましては、松田様を始め3年間、
手厚いご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
今後は卒業生の分まで頑張り、全国大会を目指し頑張ります。
時間ありましたらまた応援に駆け付けて下さい。
重ねて3年間ありがとうございました。

3年生進路
中部地区
   中京大(志賀中出身)名城大(南陽中出身)名城大農学部(刈谷東中出身)
   名古屋学院大(昭和橋中出身)日本福祉大(浄心中出身)
   東京法律専門学校(豊正中出身) 大学受験中(大治中出身)
   岐阜保健大(南陽中出身)
関西地区
   帝塚山大(志賀中、飛島中出身) 
        
PS:在校生父母の皆様、本年も素敵な祝う会を催していただき、
   誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

同朋高校ラグビー部監督 伊吹酬平