同朋高校ラグビー部 ‐Doho h.s.rugby team‐

8月9日から8月14日にわたり、毎年恒例となった
長野県菅平高原での合宿を行いました。
　合宿前に、髄膜炎が完治したばかりの選手や、ケガ等で
試合に出られない選手を抱えての合宿となりました。
　毎日の試合で、充分な控え選手がいない中で、満身創痍と
なりながらも、最後までグラウンドに立ち続けた選手は、
精神的にも、肉体的にも大きく成長したことでしょう。
また、途中でケガとなり、試合を余儀なく断念せざるえない
状況になった選手もいますが、責任感あるプレーが
随所に見られ、その健闘を称えます。
　勝ち星に恵まれず黒星が続きましたが、思い通りならない時に
辛抱し、我慢することも、時にはチームにとって必要です。
そのような状況の中で真のチームワークが生まれると考えます。
また、苦しい時に頑張ったことは、自分自身の生きて行く中で、
必ず財産になります。
何よりも、この合宿で得たものは、「物事が自分の思い通りに
ならないときでも、途中で投げ出さずやりきる力」ではないでしょうか。
つまり、選手一人ひとりの「精神面の強化」に繋がったと考えます。
痛みに耐え、自分の肉体の限界までチャレンジし、
力を出し続けた選手を誇りに思います。
まさに、「不撓不屈」の精神を体現してくれたに違いありません。
　三日間ゆっくり英気を養い、迎える日曜日にまた、
新たな目標に向かって邁進していこう。
君たちを信じ、先生もスタッフも共に頑張ります。

保護者の皆様へ
6日間にわたり、遠方にも関わらず学年の枠を超え、多くの保護者の
皆様に、応援にお越しいただきありがとうございました。
多くの差し入れや、心遣い感謝しています。ＯＢも来てくれてありがとう。
今後も益々のご支援・ご声援を賜りますようお願いします。

　　　　　　　　　　　　同朋高校ラグビー部顧問　伊吹酬平